工具図鑑

測る サイズリング / スケール / ノギス / ディバイダ / カニコンパス / 秤
切る 糸鋸・鋸刃 / 金バサミ / ニッパー / ペンチ / 喰い切り    
削る ヤスリ / 紙ヤスリ / リューター / リューターポイント / グラインダー    
穴をあける ドリル刃 / ピンバイス / ハンドドリル / ボール盤
打つ・延ばす 槌 / 芯金 / 金床 / タガネ / 刻印 / ロール / 線引板 / ヤニ台
挟む ヤットコ / ピンセット / すり板 / 万力 / 手万力 / 第三の手
付ける ブローパイプ / コンプレッサー / 耐火レンガ / フラックス / 銀ロウ / からげ線 / 希硫酸
仕上げ キサゲ / ヘラ / 紙ヤスリ / 研磨剤 / リューターポイント / バレル研磨器 / バフモーター / 超音波洗浄器 


■リューター (ルーター)■

リューターはとても便利な道具です。荒削りから磨きまで、先端工具(ポイント・ビット)を取り替えることで色々な働きをします。 また、手作業より早いスピードで作業が可能です。反面、リューターでは難しい作業があるのも事実です。 上手にその場その場に合った使い方をすればとても効率的に作業ができます。

彫金工具店やホームセンター等ではリューター、ハンドリューター、ミニルーター、ハンドグラインダー等様々な呼び名で売られています。 お値段の高いものは10万円以上。廉価版で4-5万。ホビー用で3千円ぐらいのものもあります。 何が違うのか。それは「定格時間」や「連続ランテスト」と呼ばれる時間。と部品の耐久性とトルクパワー。 定格時間3時間の場合、「空回しの状態で3時間使えますよ。」となる。「空回し」で。 実際の使用状況では、3時間も使えない。1時間がせいぜいかな。 無理して使ってるとモーターも本体もアチチでドクロベー様の「おしおきだべぇ〜」の声と共にキノコ雲が上がるかも。。。 日本製でも中身の部品は韓国製で、やはり「安かろう・悪かろう」らしい。なんにせよ定格時間が15分なんていうものは買ってはいけません。 フィギュアのバリ取りぐらいは出来るけど、彫金では使えましぇん。^^;

が、考え方を変えれば、10〜20分程度の使用を時間を空けて繰り返すようならPT-αのような超廉価版でもOKではないか? 超廉価版(定価8,190円)にもかかわらず定格時間が90分! 10分や20分ぐらいなら問題なく使えます(砥石ポイント、ダイヤモンドポイント、ロールサンダー、3Mラジアルディスク、シリコンポイント、バフ‥)。 ただし、トルクパワーが無いので摩擦抵抗の多い作業、ドリル・カッター類は回転が止まって使用出来ませんでした。(T T)

それでも、私はPT-αを愛用しています。 ナカニシのエレクターGXも愛していますが、PT-αに対する愛とは別種のものです。 PT-αはとっても安い!小さい!軽い!そのくせ良く働く! 馬力が無いのは玉にキズだが、とても小さくて軽いので疲れない! 2006年5月に購入後、教室でコキ使っていたら、2008年4月のある日静かに永眠致しました。享年約2歳。・・・(T_T)/~~~今までアリガトウ!!!

ミスターマイスター
精密ハンドピースグラインダー
HP-200S
ハンドリューター ミスターマイスター
PT-α