測る | サイズリング / スケール / ノギス / ディバイダ / カニコンパス / 秤 |
切る | 糸鋸・鋸刃 / 金バサミ / ニッパー / ペンチ / 喰い切り |
削る | ヤスリ / 紙ヤスリ / リューター / リューターポイント / グラインダー |
穴をあける | ドリル刃 / ピンバイス / ハンドドリル / ボール盤 |
打つ・延ばす | 槌 / 芯金 / 金床 / タガネ / 刻印 / ロール / 線引板 / ヤニ台 |
挟む | ヤットコ / ピンセット / すり板 / 万力 / 手万力 / 第三の手 |
付ける | ブローパイプ / コンプレッサー / 耐火レンガ / フラックス / 銀ロウ / からげ線 / 希硫酸 |
仕上げ | キサゲ / ヘラ / 紙ヤスリ / 研磨剤 / リューターポイント / バレル研磨器 / バフモーター / 超音波洗浄器 |
ヘラは、断面が円・楕円の鋼鉄製の棒です。
ヘラは、地金表面の磨きと、地金を硬くする(固化する)役割があります。
ヘラは、キサゲ掛けの後や、紙ヤスリ(#1000〜#1500)の後に使います。ヘラの使い方は、力を均等にかけて地金をこするようにヘラを前後させます。はじめは軽く、だんだん力を入れていきます。はじめから強い力で掛けると、表面に凸凹が出来るからです。また、ヘラ先はとがっているので、滑って地金に傷を付けることがあります。この傷はかなり深く、金ヤスリに戻らなければならないこともしばしばです。慣れるまでは、ヘラ先を丸めておくと良いでしょう。傷をつけないためには、しっかりとヘラを持つ手をすり板に固定し、ヘラ先で傷をつけないように反対側の指でガードする事が重要です。
ヘラ掛けは、紙ヤスリをかけた後にヤスリ粉を洗い流してから使います。ヤスリ粉が付いたままヘラ掛けを行うと、ヤスリ粉を地金に押し込んでしまうからです。 ヘラは使用する前によく磨いておきます。ヘラに傷があると、いくら掛けてもきれいにならず、却って地金に傷が写ってしまいますので必ず使う前にヘラに傷が無いか確認しましょう。
ヘラは、紙ヤスリで#1500〜#2000ぐらいまで磨き、朴板に彫った溝に青棒またはウィノールをつけて磨きます。磨く方向は根本から先に向かって縦に磨きます。これはヘラで作品を磨く時の方向と同じにならないようにするためです。
★磨きベラ★ | ||||
4本組み | 丸型中 | 楕円型中 | 丸型小 | 楕円型小 |