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SILVER950 槌目リング -体験コースで制作するリングです。 ■製作工程■ 1.丸くする。 2.ロウ付けをする。 3.槌目をつける。 4.磨く。 |
3.槌目をつける | |
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芯金に入れてプラスチックハンマー、又は木槌で叩いてゆがみを直す。 芯金は円錐形なのでたまに上下を入れ替えます。 |
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芯金の太い方から見てすき間がないように正円にする。 このとき仕上がりのリングサイズより2番半〜3番ぐらい小さめになる。 (2番分小さく地金取りしましたが、ロウ付けする前に擦り合わせ面に糸鋸を通したため半番ぐらい小さくなる。) |
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ロウ付けをした所、「ロウ目」を油目又は精密ヤスリで整える。 内側、側面、表面をぐるっと一周する。 ロウ目以外はなるべく傷をつけないように。 |
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精密ヤスリを掛けたところを紙ヤスリ#600で整える。紙ヤスリは、写真のように丸い棒(箸など)に巻きつけるとやりやすい。 紙ヤスリが終わったら水洗いする。(ヤスリ粉を落とさないと次の工程で傷が付くので。) 代わりにキサゲを掛けても良いです。 |
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芯金に入れてイモ槌で叩く。 芯金を回しながら平均的に叩いてく。 たまに上下を入れ替える。叩いているうちにサイズが大きくなります。 (イモ槌は磨いて鏡面にしておきます。傷が付いていると綺麗な槌目が出ません) |
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叩いている間に芯金のリングの位置が下がってきました。 目的の番数になったら叩くのをやめます。 きれいに槌目がつきました。^^ |
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こんな感じです。 |
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「SILVER」の刻印を打ちます。 ヤニ台(ピッチボール)を熱してヤニを柔らかくします。 バーナーの火は空気を少なくしてオレンジ色の火が先で遊ぶような感じであぶります。ヤニの表面が柔らかくなったら、からかみ槌でヤニを中央に寄せる。 |
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柔らかくしたヤニにリングを固定します。 他には、専用の刻印台や、鉛板の上にセーム革を敷いてその上で刻印を打つ方法があります。要は、表に傷をつけないようにうまく固定できればヤニ台でなくても良いのです。 |
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ロウ目から90度ずらした角度に刻印を打ちます。 |
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曲がりの刻印の印面がリング幅の中央にくる様に構えてズレないように押し付けます。 垂直に立てた刻印を左に10度ほど傾けて大きめのおたふく槌で打ちます。中央に戻って打ちます。右に10度傾けて打ちます。合計3回打ちます。 刻印を動かす時にずれると文字がダブってしまうので気をつけましょう。プラスチックハンマーで打つと振動が軽減されるので失敗しにくいようです。 次は磨きの工程です。 ![]() |